家具ができるまで

一つひとつの家具は、木材の選定から仕上げ、梱包まで、すべての工程を丁寧に確認しながら製作しています。

ここでは、無垢材テレビボードが完成するまでの主な流れをご紹介します。

1. 木材の選定と木取り

まずは、使用する木材を確認し、木目・色合い・節の位置などを見ながら、どの部分をどこに使うかを決めていきます。

無垢材は一枚一枚表情が異なるため、完成時の見た目をイメージしながら木取りを行います。

2. 木材の乾燥状態・含水率の確認

家具に使用する木材は、乾燥状態がとても重要です。
含水率を確認し、反りや割れが起きにくい状態かどうかをチェックします。

3. プレーナー加工

木材の表面を整えるため、プレーナーで厚みを揃えます。
この工程で、材料の平面を出し、次の加工が正確にできるようにします。

4. 寸法カット

図面に合わせて、天板・側板・底板・仕切り板・前板などを正確にカットしていきます。

テレビボードは横幅が長いため、わずかな寸法のズレが仕上がりに影響します。
そのため、一つひとつ確認しながら加工します。

5. 無垢材の接ぎ加工

必要な幅が一枚の板で取れない場合は、複数の板を接ぎ合わせて一枚のパネルにします。

木目の流れや色合いを見ながら組み合わせ、自然に見えるように調整します。
ご希望があれば、一枚板での製作も可能です(サイズにより要相談)。

6. ビスケットジョイント加工

板同士をしっかり接合するため、ジョイントビスケット用の溝を加工します。

見た目には見えない部分ですが、家具の強度や精度に関わる大切な工程です。

7. フライス加工・面取り加工

角を少し丸めたり、扉や前板の細部を整えるために、フライス加工を行います。

必要に応じて、中央のフラップ扉にリモコン用のスリットや、配線・通気のための加工を入れることもできます。

8. 配線穴・通気スリット加工

テレビボードとして使いやすいように、背面や内部に配線用の穴を加工します。

DVDプレーヤー、ゲーム機、Wi-Fi機器などを収納する場合も、使いやすさを考えて加工位置を調整します。

9. 仮組み・本体の組み立て

加工した部材を一度確認しながら、仮組みを行います。
寸法や直角、扉や引き出しの位置を確認したうえで、本体を組み立てます。

見えない部分も含めて、強度と仕上がりを確認しながら進めます。

10. 引き出しの製作

引き出しは、前板・側板・底板をそれぞれ加工し、組み立てます。

スライドレールを使用する場合は、動きがスムーズになるように位置を調整します。
毎日使う部分なので、開閉のしやすさも大切にしています。

11. 扉・前板の取り付け

フラップ扉や引き出し前板を取り付け、隙間や高さを調整します。

前から見たときのラインがきれいに揃うよう、細かく確認しながら仕上げます。

12. 脚の製作・取り付け

脚付きタイプの場合は、脚の材料を加工し、角を整えてから取り付けます。

全体のバランスや安定感を確認しながら、テレビボード本体に組み合わせます。

13. 研磨・面取り

全体を丁寧に研磨し、手で触れたときに角が痛くないように面取りを行います。

無垢材の質感を残しながら、なめらかな手触りになるよう仕上げていきます。

14. オイル仕上げ

木材の表情を活かすため、オイルで仕上げます。

オイルを塗ることで、木目がより美しく見え、無垢材らしい自然な質感になります。
塗装後は乾燥時間を取り、状態を確認します。

15. 金物・スライドレールの取り付け

引き出しのスライドレール、扉の金物などを取り付けます。

取り付け後は、開閉の動きや隙間を確認し、必要に応じて微調整します。

16. 最終確認

完成後、全体の寸法、扉や引き出しの動き、傷や仕上がりを確認します。

お客様に安心して使っていただけるよう、発送前に一つひとつチェックしています。

17. 梱包・発送

完成した家具は、傷がつかないよう丁寧に梱包します。

サイズや重量によっては、脚や引き出しを外して複数個口で発送する場合があります。
発送後は、追跡番号をお知らせいたします。

オーダーメイドについて

サイズ変更、配線穴の位置、扉や引き出しの仕様変更など、ご希望に合わせて製作できます。


「このサイズで作れますか?」
「この場所に配線穴を開けられますか?」
など、気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。


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