オーダーメイド家具とは?既製品との違い
オーダーメイド家具とは、既製品のサイズやデザインに合わせるのではなく、お部屋や使い方に合わせて職人が一点ずつサイズ・デザインを決めて製作する家具のことです。
既製品にはない「ちょうど良いサイズ」が手に入る一方、決めるべき項目が増えるため、初めての方は何から考えればいいか迷いやすいのも事実です。以下では、失敗しないために押さえておきたい4つのポイントを順番に紹介します。
ポイント1:まず「置く場所のサイズ」を正確に測る
オーダー家具で最も重要なのは、設置スペースの実測です。特にテレビボードや収納家具の場合、以下の寸法を測っておくと相談がスムーズになります。
- 設置したい壁面・スペースの幅・奥行き・高さ
- 床にあるコンセントやエアコンの位置(配線・干渉を避けるため)
- ドアや引き戸の開閉スペース(搬入経路の確認)
- すでにあるテレビやAV機器のサイズ(テレビボードの場合)
「だいたい180cmくらい」のような曖昧な数字でも相談は可能ですが、メジャーで実測した数値があると、提案の精度が大きく上がります。
ポイント2:素材は「見た目」だけでなく「使い方」で選ぶ
無垢材・集成材・突板など、家具に使われる素材にはそれぞれ特徴があります(詳しくは「無垢材と集成材の違いとは?」の記事で解説しています)。
選ぶ際の目安は次のとおりです。
- 木の質感や経年変化を楽しみたい → 無垢材
- コストを抑えつつ安定したサイズ感を求める → 集成材
- ペットや小さなお子様がいる → 傷がつきにくい樹種や塗装を相談する
素材によって価格・お手入れ方法・質感が変わるため、「予算」と「どんな使い方をしたいか」をセットで伝えると、最適な素材を提案してもらいやすくなります。
ポイント3:予算と納期の目安を最初に共有する
オーダー家具は「自由に作れる」ぶん、価格も仕様によって変動します。目安として、テレビボードの場合は約50,000円〜が一般的な価格帯です。サイズや樹種、引き出しの数などによって変わります。
納期についても、内容によりますが製作には数週間〜2ヶ月程度かかることが多く、引っ越しやリフォームのスケジュールに合わせたい場合は早めに相談しておくと安心です。
最初に「予算感」と「いつまでに必要か」を伝えておくことで、無理のない提案を受けやすくなります。
ポイント4:図面がなくても大丈夫。写真やイメージでOK
「図面が描けないと相談できないのでは」と思われる方も多いですが、実際には部屋の写真や、Pinterest・Instagramで見つけた「こんな雰囲気が好き」というイメージ画像があれば十分です。
職人側で寸法や仕様に落とし込んでいくため、依頼者側は「理想のイメージ」と「使う場所の寸法」を伝えることに集中すれば問題ありません。
まとめ:依頼前に準備しておくと良いもの
- 設置スペースの実測寸法(幅・奥行き・高さ)
- 大まかな予算感
- 希望の納期
- イメージ写真(家具・インテリアの雰囲気が伝わるもの)
この4点が揃っていれば、オーダーメイド家具の相談はスムーズに進みます。
よくある質問(FAQ)
Q. オーダー家具は既製品よりも高くなりますか?
A. サイズや素材によりますが、既製品の中間〜やや上のサイズに合わせて無駄なく作れるため、結果的にコストパフォーマンスが良くなることもあります。
Q. 図面を用意できなくても相談できますか?
A. はい。部屋の寸法とイメージ写真があれば、職人側で仕様に落とし込みます。
Q. 注文してから完成までどのくらいかかりますか?
A. 内容によりますが、数週間〜2ヶ月程度が一般的です。お急ぎの場合は事前に相談することをおすすめします。
Q. サイズや素材を相談だけしたい場合も大丈夫ですか?
A. もちろんです。サイズ相談や素材変更の相談は無料で対応している工房が多く、当工房でも気軽にご相談いただけます。